法人向けクラウド車両管理サービスのスマートドライブ、東証グロース市場に上場

法人向けクラウド車両管理サービスのスマートドライブ、東証グロース市場に上場

800社超が利用、安全運転促進も

法人向けクラウド車両管理サービスなどを展開しているスマートドライブが12月15日、東京証券取引所グロース市場に上場した。

2013年、「ビットバンク」として設立。14年に現社名へ変更した。「移動の進化を後押しする」をビジョンに掲げ、自動車の移動履歴や速度などに関するデータを収集・分析し、企業の車両運行効率化などをサポートしている。

16年に法人向けクラウド車両管理サービス「SmartDrive Fleet(スマートドライブ・フリート)」の提供を開始。2022年6月末時点で導入実績は800社超に上り、23年中に1000社へ到達するとみている。安全運転を順守したドライバーにデジタルポイントを付与、インセンティブとすることで安全運転を促進するサービスなども手掛けている。

21年9月期の連結売上高は8億2766万円、当期純損益は3億2789万円の赤字だった。

(藤原秀行)

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