三菱ケミカル物流の次期社長に横山一郎取締役が昇格

三菱ケミカル物流の次期社長に横山一郎取締役が昇格

三菱化成時代から物流畑が長いエキスパートを抜擢

 三菱ケミカル物流は2月25日、次期社長に横山一郎取締役兼執行役員ソリューション営業本部長が昇格するトップ人事を発表した。福田信夫社長は三菱ケミカル代表取締役常務執行役員に就任する。いずれも4月1日付。

 横山氏は高松市出身の60歳。1983年に東京工業大を卒業し、同年4月に三菱化成工業(現三菱ケミカル)入社。2010年に三菱化学業務革新室長兼三菱化学物流営業本部3PL営業1部長、15年に三菱化学物流執行役員ソリューション営業第1本部長、18年より現職。

 三菱化成および三菱化学在籍時より物流関連業務に携わったほか、三菱化学物流の幹部社員を兼任して3PL事業の強化・拡大に向け指揮を執ってきた。

 三菱ケミカル物流総務部は横山氏について「三菱化成時代から一貫して物流畑を歩んだエキスパートで経験・知識が非常に豊富」と説明。また親会社に戻る福田氏は「三菱ケミカルでは技術系役員のヘッドとして実質的なナンバー2を担う」という。

(鳥羽俊一)


横山一郎取締役兼執行役員ソリューション営業本部長

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