【大雪】新潟の国道8号・17号一部区間で除雪のため全面通行止め(正午時点)

【大雪】新潟の国道8号・17号一部区間で除雪のため全面通行止め(正午時点)

県内4市に災害救助法適用、自衛隊に災害派遣要請

国土交通省北陸地方整備局長岡国道事務所によると、12月17日から続く大雪の影響で、災害対策基本法に基づく道路区間指定を行った国道8号と国道17号の県内一部区間で、集中除雪作業を実施するため、12月20日の午前6時から全面通行止めの規制を実施している。

同日昼前の時点で、国道8号と国道17号の区間でそれぞれ10数kmの車両滞留が発生しており、解消の見通しは立っていないもよう。

具体的な区間はコチラから(同事務所発表資料)

新潟県防災局は12月20日、新たに魚沼市に災害救助法を適用する方針を決めた。既に適用している柏崎市、長岡市、小千谷市に続いて4カ所目となる。既に陸上自衛隊へ災害派遣を要請した。

同日朝現在、北陸自動車道や関越自動車道、磐越自動車道など東北・北陸・甲信越エリアの高速道路で雪により通行止めが続いている。

東日本高速道路(NEXCO東日本)は同日、新潟県内の主要道路で通行止めや大規模な車両の滞留が発生しているのを踏まえ「本日は、天候は回復傾向にあるものの、道路交通網の正常化には、まだ時間を要する見込みですので、新潟県への不要不急のお出かけはご遠慮ください」と呼び掛けた。

国土交通省は同日午前、本省で災害対策本部会議を開いた。斉藤哲夫国交相は「的確な情報提供ととともに必要な支援活動をお願いする」と語り、除雪対応の強化や各地で発生している車両滞留に巻き込まれているドライバーへの救援物資配布などを関係部局に指示した。

(藤原秀行)

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