住商など3社、20年度より東京湾で船舶向けLNG供給事業を開始へ

住商など3社、20年度より東京湾で船舶向けLNG供給事業を開始へ

バンカリング船の積載容量は4100トン、JMUと建造契約結ぶ

住友商事、横浜川崎国際港湾(YKIP)、上野トランステックは2月27日、3社合弁の「エコバンカーシッピング」(横浜市)を通じて、2020年度内の予定で東京湾にて船舶向け液化天然ガス(LNG)燃料の供給事業を開始することを正式決定したと発表した。今後はバンカリング船の建造と運航準備を進めていく。

停泊もしくは係留中の船舶にバンカリング船が接舷して燃料を供給するシップ・トゥー・シップ(STS)方式を採用。投入するバンカリング船の積載容量は約4100トンで、LNGと国際海事機関(IMO)の硫黄分濃度規制を順守した代替燃料油(適合油)を併載する。同タイプとしては世界最大でアジア初。ジャパンマリンユナイテッド(JMU)との間で建造契約を結んだ。

LNGタンクの容量は2500立方メートル。パナマックス型コンテナ船、自動車運搬船などがアジア~北米間の往復航行に必要な燃料を供給することが可能。適合油は1500立方メートルを積載するが、LNG燃料需要の伸びに応じてLNGタンクに切り替える予定だ。

海事分野では20年1月より全海域を対象に燃料など船舶関連の環境規制が強化される見通し。3社は今事業によって環境負荷が低い代替船舶燃料の普及、東京湾が世界の主要なLNG燃料供給拠点の一つとなることを目指す。

(鳥羽俊一)

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