スマートロック採用、利便性向上図る
⼤阪府内で公社賃貸住宅「SMALIO(スマリオ)」を提供している⼤阪府住宅供給公社(大阪市中央区)は2月1日、オートロック付きの「OPH石橋テラス」(池田市)、「OPH長瀬さくらテラス」(東大阪市)で2月、ライナフが提供するスマートロック機能を活用した玄関前の置き配サービス「スマート置き配」を導入したと発表した。
OPH長瀬さくらテラス外観
OPH石橋テラス外観
公社のオートロック付き住宅はセキュリティの問題から玄関前の置き配の利用は難しく、宅配ボックスも数に限りがあり、満杯時には使用ができないといった課題を抱えていた。
そこで、ライナフが提供するサービスを導入し、オートロック住宅でも置き配を可能とすることで、より安心して荷物を受け取ることのできる環境を提供し、住民の利便性向上を図る。
エントランス部分に「スマート置き配」のデバイスを導入、あらかじめシステム登録をしている配達業者が配達時にのみオートロックを解除できるようになる。今後は6カ月零度、モデル実施した後、入居者を対象にアンケート調査を実施、効果を検証する予定。
OPH石橋テラスエントランス
(藤原秀行)※いずれも大阪府住宅供給公社提供