佐川とJR貨物、環境配慮のコンテナ便サービス開始

佐川とJR貨物、環境配慮のコンテナ便サービス開始

輸送時の温室効果ガス排出削減、12ftコンテナ1本丸ごと利用可能

佐川急便とJR貨物は2月1日、鉄道貨物を活用した環境負荷の低い輸送サービス「飛脚JR貨物コンテナ便」の提供を同日開始したと発表した。

トラックと鉄道貨物を組み合わせ、トラック単独より輸送時の温室効果ガス排出削減を大幅に減らせるのがメリット。トラックドライバーの長時間労働規制が強化される「2024年問題」に対応する狙いもある。

荷主は企業は最大積載量5tの12フィートコンテナを1本丸ごと利用することが可能。貨物列車1編成(26車両)で最大10tトラック65台分を取り扱える見込み。

≪輸送スキーム≫

(プレスリリースより引用)

① 佐川急便が荷送人指定の場所で集荷し、トラックで貨物駅まで輸送
② 貨物駅で荷物をトラックからコンテナに積み替え
③ JR貨物がコンテナを発貨物駅から着貨物駅までの長距離区間を鉄道輸送
④ 貨物駅で荷物をコンテナからトラックに積み替え
⑤ 佐川急便が納品先の荷受人へ配達

(藤原秀行)

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