安田倉庫、京都・八幡の物流企業OSOを4月1日付で買収へ

安田倉庫、京都・八幡の物流企業OSOを4月1日付で買収へ

親会社から株100%取得、事業基盤強化図る

安田倉庫は2月3日、京都に本拠を置く物流企業のOSO(京都府八幡市)を買収すると発表した。

親会社のOSOホールディングスから4月1日付でOSO株式の全てを取得する。具体的な取得額は開示していない。

安田倉庫グループは現行の中期経営計画で、物流事業に関し「付加価値の高いサービスの提供に向けたソリューションの強化とネットワークの拡充」を基本戦略に据え、倉庫・輸配送ネットワークの全国拡大を図っている。

OSOは京都府八幡市を中心に運送業、倉庫業を展開し、約60台の車両や八幡市に保有する本社倉庫を活用し、幅広い物流サービスを提供している。傘下に収め、京都エリアの物流基盤強化を目指す。

OSOの2022年3月期の売上高は25億9200万円、営業損益は5600万円の赤字だった。

(藤原秀行)

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