ミズノ、高反発ソール素材用いて快適性追求した初のワークシューズを発売

ミズノ、高反発ソール素材用いて快適性追求した初のワークシューズを発売

素足感覚とクッション性に特徴

ミズノは2月16日、独自の高反発ソール素材「MIZUNO ENERZY(ミズノエナジー)」を初めてワークシューズに搭載し、素足感覚とクッション性に優れた「オールマイティTDⅡ 11L(ティーディーツー イチイチ エル)」を、ミズノワーク品を取り扱う全国の作業用品専門店やホームセンター、ミズノ公式オンラインなどで2月20日に発売すると発表した。

足元が不安定な場所での作業は安全性の観点から、足裏の感覚が重要で、踏ん張る力作業では足裏から地面への力の伝えやすさによって作業効率が高まる。通常、シューズのミッドソールを薄型設計にすると足裏が得られる情報量と力の伝達量は高まる一方、クッション性を損なってしまう。

「オールマイティTDⅡ 11L」はスポーツシューズ開発ノウハウを活用。柔らかさによってためた接地時のエネルギーを少ないロスで反発させる高反発ソール素材「MIZUNO ENERZY」を採用することで地面の感覚のつかみやすさとクッション性による快適性などを追求している。

「オールマイティTDⅡ 11L」の販売目標は発売から1年間で5万足。


踵部に搭載した「MIZUNO ENERZY」(ピンク色)

「オールマイティTDⅡ 11L」に採用している「DⅡソール」は、踵部に柔らかさと反発性に優れた素材「MIZUNO ENERZY」を搭載した設計を採用。「MIZUNO ENERZY」を踵部に搭載することでミッドソール全体を薄底設計にしつつ、クッション性を確保。地面の感覚がつかみやすく足裏に力を伝えやすい素足感覚とクッション性の両立を追求している。

靴型には、従来品と比べて、見た目のシャープさはそのままに親指の付け根周辺から小指の付け根周辺にかけての甲側に、ゆとりを持たせる設計を採用。その結果、着用時のスタイリッシュさとゆとりのある履き心地を追い求めている。

小指側の外側部分と踵部分にラバーを巻き上げたアウトソールを導入。外側部分のラバーを巻き上げることで、横方向からの衝撃に対し耐久性を高めている。また、踵部分のラバーを巻き上げることで、車両運転のペダリング操作時に起こる摩耗を緩和させ、ソールの擦り減りを軽減できると見込む。


小指側の外側部分


踵部分

(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用

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