千葉~神奈川間で4月末まで、CO2排出削減効果を検証
澁澤倉庫は3月2日、サントリーホールディングス(HD)と共同で、CO2排出量削減が期待されるリニューアブル燃料によるトラック輸送を同日から4月28日まで実施すると発表した。
リニューアブル燃料使用トラック車両のイメージ(澁澤倉庫提供)
使用する燃料は、フィンランドのエネルギー企業ネステが開発したリニューアブルディーゼル。生物(バイオ)由来の食用品と競合しない廃食油などを精製して生み出したもので、軽油を使用した際と比較するとCO2排出量を約90%削減できるとみられている。
澁澤倉庫の京葉配送営業所(千葉市)と、神奈川県下のサントリーグループの物流センターの間を、澁澤倉庫グループの大型トラックで往復輸送し、今後の運用についての各種検証を実施する。
(藤原秀行)