PALTEK、独ZFグループの端末と連携、稼働率改善にも活用
ドコマップジャパンは3月6日、PALTEKが手掛けるトレーラ専用の静態管理端末「GPSトラッカーR」、独ZFグループのゼット・エフ・ジャパンが担っている車載端末「SCALAR EVO Pulse(スカラー エボ パルス)」とデータを連携し、ドコマップジャパンの車両位置情報管理システム「DoCoMAP(ドコマップ)」上でトレーラの位置情報が管理できる「docomap Trailer(ドコマップトレーラ)」のサービスを3月に開始すると発表した。
ドコマップジャパンがこのほど、独自に行ったトレーラ管理に関する実態調査結果によると、トレーラの整備や点検などの管理ができている企業は85.4%(n=102)。その一方で、トレーラの配置適正化について必要性を感じている企業が86.3%(n=102)に上ったという。
同社は「多くの企業でGPS機器への電源供給の対応で苦労する中、DoCoMAPでも対応出来ていないトレーラなどの位置管理が課題として挙げられていた」と指摘。PALTEK、ゼット・エフ・ジャパンがそれぞれ展開するサービスと連携し、電源供給が難しかったトレーラの位置情報を取得。DoCoMAP上で確認できるようにする。
さらに、DoCoMAPの機能を活用して稼働率の改善や業務効率化につなげることも可能にする。
イメージ図(ドコマップジャパン提供)
(藤原秀行)