霞ヶ関キャピタルが京都で開発推進の賃貸型冷蔵倉庫、福岡の三友通商が1棟借り決定

霞ヶ関キャピタルが京都で開発推進の賃貸型冷蔵倉庫、福岡の三友通商が1棟借り決定

1.3万㎡、24年3月竣工見込む

霞ヶ関キャピタルは3月6日、開発用地のソーシングと企画立案を担い、アセットマネジメント業務を受託している京都市の物流施設開発プロジェクト「LOGI FLAG Fresh 京都Ⅰ」に関し、冷凍・冷蔵食品の物流を手掛ける三友通商(福岡県筑紫野市)が1棟借りを決めたと発表した。

地上2階建て、延床面積は1万2721㎡で、竣工は2024年3月を見込む。


竣工イメージ(霞ヶ関キャピタル提供)

施設の概要

(1)物件名    LOGI FLAG Fresh 京都I
(2)所在地    京都府京都市伏見区久我御旅町9番8、他
(3)交通    名神高速道路「京都南IC」約3.5km(「京都」駅から約8.4 km)
(4)テナント名    三友通商株式会社(1棟借り)
(5)延床面積    3,848.12坪(12,721.07㎡)
(6)敷地面積    3,289.15坪(10,873.24㎡)
(7)竣工予定    2024年3月
(8)賃貸借契約開始予定    2024年4月
(9)構造    鉄骨造地上2階建て
(10)スペック    床荷重:1.5t/㎡、天高:5.5m、柱スパン:11.50m×10.25m
乗用車駐車場:19台、トラックバース:27台

テナントの概要

(1)会社名 三友通商株式会社
(2)代表者 代表取締役 寺﨑秀嗣
(3)設立 1973年6月15日
(4)事業内容 一般貨物自動車運送事業
貨物利用運送事業
食品輸送(冷凍・冷蔵・常温)
食品センター業務(TC・DC)
保管、仕分け、流通加工業務

新施設は京都市中心地から約8㎞。名神高速道路の京都南ICから約3.5km、近隣の公共交通機関からもアクセスが良く、物流施設として高い交通利便性を有している。

環境に配慮した自然冷媒による冷蔵設備を貸主側で設置した。建物階層を2層とすることで、倉庫内オペレーションの効率化を図っており、京都市内や近隣他府県の消費地に向けての地域配送から中域配送に適した設計を採用している。

建物の一部で冷凍倉庫としての運用も可能にするため、防熱処理を施しており、+15度~−25度まで幅広い温度帯に対応できる仕様とする。

(藤原秀行)

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