UR賃貸住宅初、ライナフの「スマート置き配」をオートロック付き物件に導入

UR賃貸住宅初、ライナフの「スマート置き配」をオートロック付き物件に導入

再配達抑制や配送時CO2削減など社会課題解決への貢献目指す

都市再生機構(UR都市機構)中部支社は3月29日、不動産業務のDX支援を手掛けているライナフが提供している集合住宅のオートロック解錠用スマートロック「NinjaEntrance(ニンジャエントランス)」を活用した「スマート置き配」サービスを、名古屋市内のUR賃貸住宅で試験導入すると発表した。

UR賃貸住宅が同サービスを取り入れるのは初めて。名古屋市内のオートロックエントランスのある計22団地(5542戸)に導入する予定。

同サービスの活用で居住者の利便性向上に加え、再配達抑制による配達員の労働環境改善や配送時のCO2削減といった社会課題解決にもつながると期待している。


アーバンラフレ星ヶ丘11号棟


アーバンラフレ虹ヶ丘中5号棟

同サービスは居住者がECサイトで商品を注文する際、「置き配」指定をした時のみ、配達員がオートロックを一時的に解除し荷物を届けられる仕組み。

対象住棟ごとに順次デバイス取付工事を開始し、工事完了の約2週間後からサービスの提供を開始する。

サービス開始団地

(藤原秀行)※いずれもUR都市機構提供

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