新潟運輸、大阪地盤の大信物流輸送を買収

新潟運輸、大阪地盤の大信物流輸送を買収

「2024年問題」など受け、事業基盤強化図る

新潟運輸は3月31日、大阪を地盤とする大信物流輸送(大阪府枚方市)を同日付で買収したと発表した。

新潟運輸が大信物流輸送の全株式を創業者兼オーナーから取得した。具体的な取得の形態や取得額は開示していない。

大信物流輸送関西、首都圏、東海地区を中心に全国15営業所を構え、利用運送事業を展開。全国7000以上のパートナー企業と連携し、独自の運行管理システムを活用して効率的な運行支援を展開している。

トラックドライバーの長時間労働規制が強化され、物流現場での混乱が危惧されている「2024年問題」などを踏まえ、大信物流輸送を傘下に収めて特積みや貸し切りの運送事業基盤強化を図る。

大信物流輸送株式会社の概要
本社所在地 :大阪府枚方市中宮大池4丁目5番16号
代表者 :代表取締役 ⾧谷川 政明
事業内容 :一般貨物自動車運送事業、第一種貨物利用運送事業
資本金 :1000万円
設立 :昭和56年(1981年)3月5日
売上高 :67億円(令和4年12月期)
従業員数 :125名
車両台数 :30台
営業所 :全国15営業所(大阪、大阪車庫、名古屋、静岡、横浜、関東、千葉、北関東、新潟、仙台、姫路、広島、広島中央、四国、福岡)

(藤原秀行)

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