トレードワルツとトムソン・ロイターが協業を開始

トレードワルツとトムソン・ロイターが協業を開始

国際貿易管理ソリューションを顧客に紹介、業務効率化の支援強化

貿易情報の一元管理システム「TradeWaltz(トレードワルツ)」を手掛けているトレードワルツとトムソン・ロイターは4月3日、パートナーサービスに関する協業を開始したと発表した。

トムソン・ロイターが提供する国際貿易管理ソリューション「ONESOURCE Global Trade」を、TradeWaltzのパートナーサービスとして追加した。両社は顧客の貿易業務効率化をさらに後押ししたい考え。

トムソン・ロイターは各国の貿易規制に関する情報の一括提供ツールや、取引データに基づいたFTA(自由貿易協定)活用の診断ツールなどを提供している。貿易の基本的な取引データを持つTradeWaltzとシステム間接続することで、取引データに応じた該当貿易規制の確認、最適なFTAの選択・適用などを実現できる可能性があると想定。

今後はシステム間接続も含む協業を検討していく。その第1歩として、トムソン・ロイターが提供する2つのサービスを、TradeWaltzパートナーサービスとして登録する。

ONESOURCE
Global Trade Content
(https://www.thomsonreuters.co.jp/ja/products-services/global-trade-overview/global-trade-content.html?cid=760448&chl=pr&sfdccampaignid=7014O000001Jnk1QAC)
220を越える国と地域の最新の国際貿易の規制内容を提供
ONESOURCE
Analyzer Suite
(https://www.thomsonreuters.co.jp/ja/products-services/global-trade-overview/global-trade-analysis.html?cid=760448&chl=pr&sfdccampaignid=7014O000001Jnk1QAC)
HSコードにひも付く各国貿易取引情報、リスクの特定、さらに取扱製品に合った陸揚げコストならびに関税優遇制度の活用を分析したインサイトを提供

パートナーサービス登録を通じ、TradeWaltzとONESOURCE両者の顧客が相手のサービスに興味を持ち、両製品の利用を検討・実施する中で、連携のニーズを確認、そのニーズが見えてくれば開発に進んでいくことを想定している。

(藤原秀行)※いずれもトレードワルツ提供

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