新たな物流網構築など視野、関東・関西エリアで業容拡大目指す
AZ-COM丸和ホールディングス(HD)は4月6日、傘下で3PL事業を手掛ける丸和運輸機関が、熊本大同ホールディングスのグループ会社で青果物の専門商社、熊本大同青果(熊本市)と3月20日付で生鮮食料品の流通などに関する業務提携の協定書を締結したと発表した。
双方が有する経営資源とノウハウを有効活用し、事業効率の向上などを図る。特に関東、関西エリアで両社の業容拡大を目指す。
今後、両社間で共同プロジェクトチームを立ち上げ、事業戦略などに関する協議を加速させる。主に生鮮食料品の仕入れ、販売、物流といった分野で営業・事業提携を視野に入れている。
丸和運輸機関は熊本大同青果が強みを持つエリアから関東、関西エリアへの生鮮食料品調達の強化と販路拡大、両社の協業による新たな物流網の構築、丸和運輸機関の主要顧客の食品スーパーマーケットに対する商品提案など、相互で提携効果を創出することを念頭に置いている。
協定締結式の様子(プレスリリースより引用)
(藤原秀行)