ヨコレイ、ベトナムで冷蔵倉庫着工

ヨコレイ、ベトナムで冷蔵倉庫着工

グループ最大の収容能力4.5万t拠点建設、25年1月竣工見込む

横浜冷凍(ヨコレイ)は4月18日、ベトナムのロンアン省ベンルック県のフーアンタン工業団地(PAT)に100%出資の現地法人を3月3日付で設立したと発表した。併せて、冷蔵倉庫を新設する。3月14日に現地で起工式を実施した。竣工は2025年1月の予定。

冷蔵倉庫業で海外に進出したのはタイに次いで2カ国目。ベトナムは近年、世界の水産品加工基地として注目され、ベトナムでの水産品に携わる企業は冷蔵倉庫不足に直面。ヨコレイグループが委託加工を行っている企業と顧客からも、ベトナムにヨコレイの高品質な冷蔵倉庫を建設してほしいと要望が寄せられていたのに対応する。

今回新設する冷蔵倉庫の規模はヨコレイグループ最大の収容能力約4万5000t、収容パレット枚数は約1万8000枚を計画。設備面ではてはヨコレイが長年培ったノウハウを取り入れたほか、ヨコレイグループ初の自動倉庫(自動ラック)を採用、省人化・省力化を図る。

省エネ面では、大容量の太陽光発電設備880kWを採用し、冷蔵庫棟・事務所棟は全館LED照明を導入。初進出のベトナムの冷蔵倉庫も「人」、「もの」、「地球」にやさしい、次世代型冷蔵倉庫とする構想。

(藤原秀行)※レスリリースより引用

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