利便性高め付加価値向上図る
オープンハウスグループは5月2日、グループでマンション分譲のプレサンスコーポレーションが、オートロックシステム採用マンションで置き配を可能にするアマゾンジャパンのサービス「Amazon Key for Business」を自社で開発・管理するマンションに順次導入すると発表した。
プレサンスコーポレーションが供給するマンションは全物件で建物エントランスにオートロックシステムを導入している。Amazon Key for Businessを採用し、各住戸への置き配を可能にして、マンションの付加価値を高めたい考え。宅配の再配達削減への貢献も目指す。
(オープンハウスグループ提供)
Amazon Key for Businessは専用の配送アプリからマンション建物エントランスのオートロックを一時的に解除できる。配達する商品と配送アプリを持ったアマゾン委託先のドライバーだけが入館、配達が完了するとロック解除期限が自動的に切れるので再入館はできず、セキュリティーを維持することが可能。導入費用は不要。
第1弾として、プレサンスコーポレーションが直接保有する投資用ワンルームマンション、大阪6物件565戸、兵庫2物件237戸、愛知1物件70戸、合計9物件(872戸)で5月から稼働を順次開始する。利用状況などを踏まえた上で、プレサンスコーポレーションが管理する他の投資用ワンルームマンション、プレサンスコーポレーションが供給したファミリーマンションへの導入も提案する予定。
(藤原秀行)