物流関連の事業経験など活用、求貨求車マッチングサービスの成長持続図る
荷物とトラックの求貨求車マッチングサービスを手掛けるトラボックスは5月8日、村田聡社長が退任し、後任にCBcloudやKDDI出身の皆川拓也氏が5月1日付で就任したと発表した。
トラボックスは1999年11月、サービス開始。2020年2月に転職サイト運営のビズリーチなどを傘下に収めるビジョナルがトラボックスの全株式を取得、買収した。
皆川氏はKDDIやCBcloudで培ったITや物流関連の事業経験などを生かし、求貨求車マッチングサービスの成長持続を図る。
村田氏は20年2月にビジョナル取締役となり、22年8月からはトラボックス社長を兼任していた。ビジョナル取締役は続投する。
皆川氏は2005年日本大学法学部卒業後、KDDIに入社。 コンシューマー向け固定回線販売、ISPとの拡販連携を担った後、14年より新規事業部門でスタートアップ支援プログラム「KDDI ∞ Labo」の企画・運営を統括。18年にCBcloud取締役へ転じ、軽貨物配送業界の変革を進めるため様々な業種の企業とのアライアンスを実現。その後、KDDIを経て22年トラボックス入社。事業部長などを歴任した。
皆川新社長（トラボックス提供）
（藤原秀行）
