三井住友ファイナンス&リースグループと住友商事、初の共同開発物流施設が大阪・高槻で完成

三井住友ファイナンス&リースグループと住友商事、初の共同開発物流施設が大阪・高槻で完成

2.9万㎡、三井倉庫に1棟貸し確定

三井住友ファイナンス&リース(SMFL)の戦略子会社SMFLみらいパートナーズと住友商事は5月31日、大阪府高槻市で開発を進めてきた初の共同案件の物流施設となるマルチテナント型の「NEWNO・SOSiLA高槻」が同日竣工したと発表した。三井倉庫と1棟貸しで賃貸借契約を締結済み。

本物流施設は、新名神・名神高速道路の高槻ICから約4.8km、名神高速道路の茨木ICから約6.8 kmと広域配送に適し、最寄駅からバス通勤も可能で従業員確保でも優位性がある立地とみている。

地上4階建て(倉庫3階)、延床面積約2万9000㎡。高効率な設備機器や節水器具、リサイクル材を採用し、環境配慮に力を入れている。4月にCASBEE(建築環境総合性能評価システム)のAランクを取得。

SMFLみらいパートナーズが展開する不動産ブランド「NEWNO」は、「Make a New Normal(未来のあたりまえをつくる)」をコンセプトとして2021年7月に事業を立ち上げ、これまでに4棟の物件を展開してきた。

本物流施設は、住友商事の「SOSiLA」との共同事業として「NEWNO」としては初の物流施設アセットに取り組む。今後もSMFLグループと住友商事両社のシナジーを生み出す協業を推進していく構えだ。


NEWNO・SOSiLA高槻 建物概要


外観写真 NEWNO・SOSiLA高槻

(藤原秀行)※いずれもSMFLみらいパートナーズと住友商事が提供

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