物流連次期会長にJR貨物・真貝会長が就任へ★続報

物流連次期会長にJR貨物・真貝会長が就任へ★続報

6月27日付

日本物流団体連合会(物流連)は6月2日、池田潤一郎会長(商船三井会長、66)が退任し、後任にJR貨物の真貝康一会長(67)が就く人事を発表した。

6月27日に開催する定時総会を経て正式に就任する予定。トラックドライバーの長時間労働規制強化に伴う物流現場の混乱が懸念されている「2024年問題」への対応などに取り組む。


真貝氏(物流連提供)

真貝氏は東京大学法学部を卒業後、1978年4月に日本興業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)入行。みずほコーポレート銀行資本市場部長、証券部長などを経て2007年4月にJR貨物事業開発本部グループ戦略部担当部長。取締役ロジスティクス本部営業統括部長兼営業部長などを経て、18年6月に社長、22年6月から会長を務めている。

真貝氏は「深刻な労働力不足やカーボンニュートラルへの対応など物流業界が直面する諸課題の解決に資する活動を進めていきたい」と強調。物流事業者の環境対応や海外展開の促進などに注力していく姿勢を示した。

(藤原秀行)

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