10月1日付、基盤強化図る
商船三井は6月5日、フェリー・内航RORO船事業を手掛けている100%子会社の商船三井フェリーとフェリーさんふらわあが10月1日付で統合、誕生する新会社の社名を「商船三井さんふらわあ」(英文名:MOL Sunflower Ltd.)に決定したと発表した。
新会社は定期航路6航路、運航船15隻を有する国内最大規模のフェリー・内航RORO船事業会社として、サービス向上に努める。
商船三井は今年4月、非海運事業の拡大を支える体制として「ウェルビーイングライフ営業本部」を新設し、BtoC事業の性質が強いフェリー・内航RORO船事業や不動産・クルーズ・その他事業を同営業本部内に配置し、事業の柱の1つに拡大させていく方針を明示している。
2社を統合することでフェリー・RORO船事業の基盤を強化したい考え。
【新会社概要(予定)】
会社名:株式会社商船三井さんふらわあ(英文:MOL Sunflower Ltd.)
所在地:東京都千代田区外神田1-18-13
代表者名:未定(決定次第発表)
事業所:札幌、苫小牧、大洗、大阪、神戸、福岡、苅田、大分、別府、熊本、宮崎、志布志、鹿児島
株主:商船三井100%
事業内容:一般旅客定期船事業、内航運送業、貨物利用運送業、旅行業 他
営業開始:2023年10月1日
(藤原秀行)