「酒気帯び確認記録機能」の利用増
GOは6月15日、交通事故削減を支援する次世代AIドラレコサービス「DRIVE CHART(ドライブチャート)」の契約車両数が6万台を突破したと発表した。今年6月でサービス開始から4年となった。
(GO提供)
DRIVE CHARTはタクシーや営業車、走行距離の長いトラックなど、プロの現場で多く採用されているサービス。AIとIoTを組み合わせ、ドライブレコーダーをベースとした専用車載器から得られる各種データを基に、交通事故につながる可能性の高い急ブレーキやわき見運転などを自動検知し、運転傾向を分析する。
多くの企業がDRIVE CHARTを交通事故防止に活用しているほか、昨年から今年にかけては、アルコールチェック義務化に向けて開発した「酒気帯び確認記録機能」の利用企業も増加しているという。
昨年7月にはDRIVE CHARTを導入しているみつばコミュニティと共同で、道路交通事故による死傷者の半減に貢献するための「SDGs3.6プロジェクト」を開始。DRIVE CHARTに蓄積された運転データを活用し、年齢別リスク運転の傾向や長時間運転の影響、降雨と交通事故の関係などの分析結果を発表した。
また、DRIVE CHART導入企業和央対象に、社用車の積雪対策や新社会人の安全運転研修などについてアンケートを実施し、その実態を記事にまとめて発信している。
(藤原秀行)