住友倉庫、タイ・レムチャバン地区で3期倉庫が竣工

住友倉庫、タイ・レムチャバン地区で3期倉庫が竣工

総延床面積は3.4万㎡に拡大

住友倉庫は6月15日、タイ子会社のSumiso (Laem Chabang) Co.,Ltd.(住倉レムチャバン会社)がレムチャバン地区で開発を進めていた3期倉庫が竣工したと発表した。

レムチャバン地区はタイ最大の貿易港・レムチャバン港を擁している上、周辺には多くの工業団地が立地しているため、物流需要が旺盛。住倉レムチャバンはこれまで同地区で1期・2期倉庫を運営しており、需要増を見込んで3期倉庫の整備に踏みきった。

新倉庫は敷地の標高が約38mで洪水リスクが低く、24時間365日の有人警備、CCTVカメラ、LED照明、太陽光発電設備などを備え、防災・安全・環境に配慮。雨天時でも荷役を継続できるよう大型庇も採用している。

新倉庫の竣工で、レムチャバン地区で運用する倉庫の延床面積は約3万4000㎡に拡大した。高スペックの倉庫を活用し、高品質できめ細かい物流サービスを提供していくことを目指す。

3期倉庫の概要
所在地:タイ国チョンブリ県バーンラムン郡(ロジャナ工業団地レムチャバン内)
敷地面積:約32,600㎡
構造:鉄筋コンクリート造平屋建・高床式2棟
延床面積:約14,300㎡
竣工日:2023年5月15日


倉庫の外観と記念式典の様子(プレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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