阪急阪神エクスプレスが印マネサールに新倉庫開設

阪急阪神エクスプレスが印マネサールに新倉庫開設

日系企業の進出エリアで自動車・オートバイ向け需要に対応

阪急阪神エクスプレスは3月28日、インド現地法人「阪急阪神エクスプレス(インド)」がデリー近郊のマネサールに新倉庫「マネサールロジスティクスセンター」を開設し、4月1日から営業を開始すると発表した。

インディラ・ガンディー国際空港から約40キロメートル、日系企業が多数進出しているマネサール工業団地にも隣接。延べ床面積は約4391平方メートル、航空・海上の輸出入貨物を取り扱うほか保冷・定温保管にも対応する。

現地では自動車やオートバイを中心に倉庫需要が活発化しており、新倉庫は輸出入ターミナル機能および国内輸送のハブセンターとして在庫管理・流通加工・納品代行までを一貫して手掛ける。

インドでは2017年7月に間接税を統一した物品・サービス税「GST」が導入されたことで物流の効率化に期待が集まっている。インド現法は今年1月に現地当局からAEO認証を取得し、新倉庫も含むインド法人の全12拠点に適用される。今後もインドでのビジネスを拡大していく方針。

(鳥羽俊一)


倉庫外観(阪急阪神エクスプレスニュースリリースより)

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