自動車、スマートシティ向けを想定
ダイナミックマッププラットフォーム(旧ダイナミックマップ基盤)は7月3日、高精度3次元地図データ(HDマップ)事業を新たに韓国で始めたと発表した。
グローバルの成長戦略の一環と位置付けており、韓国で自動車やスマートシティ向けに供給することを目指している。
同社の計測技術は多様な道路状態を正確に計測し、高精度な地図を制作することが可能で、「レベル2+」(部分的な自動運転)などの運転支援機能に不可欠な存在。同社のHDマップは車線や交通信号、車線中心線など安全なハンズオフ走行を実現するために必要な地物情報を搭載しており、現在は日本や北米で量産車の運転支援システムに採用されている。
韓国での事業開始は、同社事業をグローバルで拡大していく上で大きな一歩になるとみている。
事業を開始する韓国の現地法人Dynamic Map Platform Koreaは、主要な事業パートナーにSolDriveを選択した。
(藤原秀行)