横浜に新ビル建設へ
日本郵船は7月11日、本社を置いている東京都千代田区丸の内の「郵船ビルディング」を建て替える検討を開始したと発表した。2030年代前半ごろの竣工を目指している。
郵船ビルディングは1978年の完成から40年以上が経ち、老朽化が目立つことから建て替えを検討することにした。建て替え期間中は本社機能を、新たに横浜市で建設する高層ビルに一時移転させる計画。
横浜市の新たなビルは三菱地所、鹿島と共同で設立した特定目的会社(SPC)が開発を主導。歴史的な建造物「横濱ビル」の跡地にタワー棟を建てる予定で、高さ99mの高層複合ビルとして2026年秋から冬ごろの完成を見込む。
(藤原秀行)