国交省、JOINのマレーシア・コールドチェーン物流事業38億円出資を認可

国交省、JOINのマレーシア・コールドチェーン物流事業38億円出資を認可

郵船ロジスティクス現地子会社と合弁、“日本流”普及加速へ

国土交通省は4月1日、インフラ開発などの国際展開を支援する海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)がマレーシアで郵船ロジスティクス子会社のタスコ(TASCO)と連携して展開するコールドチェーン物流事業に約36億円出資する計画を3月26日付で認可したと発表した。

JOINが同国のクアラルンプール近郊でタスコと事業会社を共同設立、同事業を展開する。経済成長が続くマレーシアは今後コールドチェーンへのニーズが高まると見込まれており、JOINが事業者をバックアップして日本の高機能なコールドチェーン物流の普及を加速させたい考え。

同事業では冷凍・冷蔵倉庫8棟、総床面積約8万平方メートルを活用する方向だ。


コールドチェーン物流事業で活用する倉庫の事例(国交省報道発表資料より引用・タスコ提供)

(藤原秀行)

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