日本通運、名古屋~仙台間でフェリー活用した輸送サービスを開始へ

日本通運、名古屋~仙台間でフェリー活用した輸送サービスを開始へ

770キロメートル、環境負荷軽減やドライバー不足に対応

日本通運は4月1日、環境負荷軽減に努めた国内複合輸送「NEX-NET」シリーズの第3弾として、名古屋~仙台間約770キロメートルの輸送サービスを4月3日に発売すると発表した。

トラックドライバー不足を考慮し、太平洋フェリーが名古屋港~仙台港で運航している旅客フェリーを活用して貨物を運ぶ。フェリーは名古屋港を午後7時に出発し、仙台港には翌日の午後4時40分に到着。仙台港は午後12時50分に出発し、名古屋港には翌日の午前10時半に着くスケジュールとなっている。

日通が独自開発した、鉄道と内航船の両方で使える「RSVコンテナ」を投入。鉄道輸送と組み合わせて仙台から先の北東北全域や、名古屋から先の中部圏や近畿圏にも届けることが可能という。


輸送の経路とスキーム(日本通運ウェブサイトより引用)※クリックで拡大

(藤原秀行)

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