鈴与シンワート、運転前アルコールチェック&検温クラウドサービス「あさレポ」の契約が12万台突破

鈴与シンワート、運転前アルコールチェック&検温クラウドサービス「あさレポ」の契約が12万台突破

電気化学式センサー搭載のアルコール検知器「SOCIACシリーズ」対応開始

鈴与グループで情報システム開発を手掛ける鈴与シンワートは8月8日、運転前アルコールチェック&検温クラウドサービス「あさレポ」の契約デバイス数が12万台を突破したと発表した。

併せて、電気化学式センサー搭載の小型携帯用アルコール検知器に同日、対応を開始することも開示した。

新たに対応する検知器は、中央自動車工業の小型携帯用アルコール検知器「SOCIAC NEO(SC-502)」と「NEO BLUE(NEB-601)」の2機種。いずれもアルコール検知器協議会(J-BAC)の認定を取得している。SOCIACシリーズは警察をはじめ、協会や官公庁、企業など約5万社以上が採用している。

今後は電気化学式センサーと半導体式ガスセンサーのアルコール検知器のいずれも選択できるようになり、顧客のニーズにより細かく対応可能と見込む。

「あさレポ」は、従業員の運転前にアルコールチェックと検温を実施し、専用のクラウドサーバーで一元管理。AI顔認証でなりすましを防止する。運転前に利用することで酒気帯び運転や発熱時運転を予防できると見込む。今年12月施行の白ナンバー事業者のアルコール検知器使用義務化にも対応する。


SOCIAC NEO(SC-502)


NEO BLUE (NEB-601)

(藤原秀行)※いずれも鈴与シンワート提供

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