三井E&Sグループ、パワーエックスと蓄電池製造で協業開始

三井E&Sグループ、パワーエックスと蓄電池製造で協業開始

岡山・玉野の工場、物流倉庫などでの活用目指す

三井E&Sは8月21日、傘下の三井造船特機エンジニアリング(岡山県玉野市、MTE)が、蓄電池や電気運搬船の開発を手掛けるパワーエックス(PowerX)と蓄電池製造で協業を開始したと発表した。

三井E&S玉野事業場内でMTEとパワーエックスが連携、バッテリーユニットの組み立てを開始した。


三井E&S玉野事業場内協力工場イメージ

三井E&S玉野事業場とパワーエックス岡山蓄電池工場は同じ玉野市内に立地している。パワーエックスは20ftコンテナ型定置用蓄電池「Mega Power」生産のための協力工場を自社工場近傍に持つことになり、MTEは長年の造船業における様々な経験を活かし、バッテリーユニットの組み立て作業を後押ししていく構え。

「Mega Power」は1製品当たりの最大容量が27MWh。物流倉庫や工場などでピークシフトを果たし、電気代削減や非常時の電源確保、再生可能エネルギーの導入促進などにつなげられると見込む。


「Mega Power」

(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用

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