[PR]物流業務で“スキマバイト”の利用が拡大、人材確保困難エリアに強み

[PR]物流業務で“スキマバイト”の利用が拡大、人材確保困難エリアに強み

繁忙期の倉庫の人手不足に新たな解決策
直接雇用のスキマバイトで波動に対応

株式会社タイミー

庫内作業員の人手の確保にスキマバイトのマッチングサービス「タイミー(Timee)」を利用する現場が増えている。物流拠点の密集地や直前の募集、深夜帯のシフトでも、高い確率で必要な人数を集められる。優秀なワーカーを長期雇用スタッフとして引き抜くことも認められている。(本誌編集部)


佐々木友紀
関東事業2部 マネージャー

熊野佑香
事業推進2部 カスタマーサクセス

登録ワーカーは500万人を突破

最短1時間から求人掲載できるスキマバイトアプリ「タイミー」の登録ワーカーが今年6月に500万人を突破した。サービス開始は2018年。年間100万人前後の増加ペースで、その勢いは加速している。利用する事業者の数も増え続け、23年6月時点の登録事業者数は約4万6千、拠点数は約13万に上っている。

タイミーのワーカーの約半数は「軽作業」や「配達・運転」などの物流業務に就いている。飲食業をメーンにスタートしたが、コロナ禍の需要減少を受けて、ECの拡大で人手不足に拍車のかかった物流系の仕事に比重を移した。昨年春ごろからは飲食需要も回復に向かっているが、物流系の仕事は増え続けている。求人広告を出しても応募がない。人材派遣の料金が高騰してコストを圧迫している。事前に物量を予測できない、といった物流現場の労務の課題にタイミーの仕組みが合致した。

一般にタイミーは、閑散期でも確実に必要な人数だけを固定スタッフとして確保して、波動分をスキマバイトで埋めることで、人件費を変動費化する目的で利用される。しかし「物流系は継続的にタイミーを利用する事業者が多い。一つの倉庫で1日に100人を超える大量採用も珍しくない」と同社の佐々木友紀関東事業2部マネージャーはいう。

タイミーのマッチング率(全募集人数に対する充足率)は90%を超えている。パートの奪い合いとなっている物流センターの密集地や、人手の確保が難しい深夜帯のシフトでも高い確率でヒットする。しかも、求人募集の掲載から24時間以内に70%以上のマッチングが成立している。掲載からわずか数秒でマッチングすることもある。急な欠員に対応できる。

登録ワーカーがタイミーのアプリを開くと、自分が今いる場所から近い順にバイトの募集案件が表示される。交通アクセスが必ずしも良くない場所でも近隣住人ならすぐに働きに行ける。倉庫の求人とは親和性が高い。

料金体系は完全成果報酬型だ。事業者はマッチングが成立したワーカーの交通費を含む日当報酬の一定割合相当額をシステム利用料としてタイミーに支払う。初期費用、月額費用、掲載費用は一切発生しない。人材派遣や求人サイトの利用と比べて、人件費、採用費を抑制できる。

ワーカー側は、自分の好きな時間・場所・職種を選んで働ける上、面接などの手間や時間もかからない。しかも、働いた即日にタイミーの立て替え払いで給料を受け取れる。

タイミーの登録ワーカーの属性は、男女比がほぼ半々、世代は20代〜40代が約8割。一般のパートではボリュームゾーンの「主婦層」は5・7%と少数派で、学生やアルバイトの他、定職を持つ「会社員」が約3分の1を占めている(図1)。従来とは異なる働き方を可能にしたことが、新たな労働力を生み出している。

ワーカーの働きぶりを担保するため、事業者による勤務実績の評価の他、直前キャンセルにはペナルティポイントを課し、無断欠勤があれば利用停止にする制度を設けている。事業者はマッチングしたワーカーの実績や評価、氏名・連絡先・顔写真などを確認できる(図2)。


図1 タイミーの登録ワーカーの属性 
出所)タイミーのイメージに関するアンケート(2022年)


図2 事業者用管理画面

一般に単発のバイトや人材派遣は作業の習熟を期待できない点がデメリットとされている。しかし、タイミーの登録ワーカーは同じ事業所で何度も働くリピーターが大半を占めている。ある物流企業では、年間に約2800回マッチングしたワーカーの90%以上がリピーターだった。

事業者が即戦力として働けるワーカーを優先的に獲得できるようにするための様々な機能やサービスを備えている。事業者別の管理画面の「グループ機能」を使って優秀なワーカーを「お気に入りグループ」に追加したり、スキルや特性で振り分けたグループごとに対象を絞って求人を出すことができる。

専属担当者が手厚くサポート

マッチングしたワーカーを、長期アルバイトや社員として引き抜くことも推奨されている。紹介料等は一切不要。タイミーへの報告義務さえない。「『働く』を通じて人生の可能性を広げるインフラをつくる」をミッションに掲げる同社の創業以来の方針だ。

佐々木マネージャーは「われわれはむしろ事業者の引き抜きをサポートしている」という。実際、引き抜きを前提にタイミーを利用する事業者には、どのようなスペックの人材がいつまでに何人必要なのか、人員計画の詳細をヒアリングして、具体的な募集スケジュール等をアドバイスしている。50〜100人規模の引き抜きに成功している物流現場も出てきている。

多くのワーカーを雇用する現場では、アカウント開設時に専属のカスタマーサクセス担当者が割り当てられる。カスタマーサクセスは現場を訪問してマッチングの条件や要員計画の詳細を確認、様々な提案を行い、効果的な募集原稿を作成して、利用者が目的を達成するまで手厚くサポートする。

物流系のカスタマーサクセスを担当している熊野佑香氏は「例えば夏場は庫内で扇風機を回しているなど、その施設でずっと働いている人には当たり前のことでも、アピールできるポイントがあればそれを原稿に盛り込んだり、逆にネガティブな点は改善策を一緒に考えたり、現場ごとに細かく対応している」という。

正社員が単純な繰り返し作業に就いている場合には、スポットワーカーへの移管を提案する。年末繁忙期の人手確保が課題であれば「時間に余裕を持って、10月末ぐらいまでに一気に募集をかけている事業者は必要数を採用できている」と事例を紹介して早めの準備を促す。

タイミーでは事業者もワーカーから評価される。実際に働いたワーカーの感想を数値化した点数(Good率)やレビューコメントが募集案内にも表示される。ワーカーからは「ロッカーに鍵を付けてほしい」「休憩室が汚い」など、正規雇用のスタッフでは口にしにくい率直な意見も寄せられる。そうした生の声を吸い上げるために、作業員の一定数をタイミーで採用することをルール化した事業者も出ている。職場環境を整え、倉庫運営を持続可能なものにするために、スポットワーカーの評価を役立てている。

お問い合わせ先

株式会社タイミー
〒105-7135
東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター35階
https://business.timee.co.jp/

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