西濃運輸、神奈川・愛川町に危険物倉庫を開設

西濃運輸、神奈川・愛川町に危険物倉庫を開設

EV普及受けたリチウムイオン電池の物流需要増に対応図る

西濃運輸は10月24日、神奈川県愛甲郡愛川町に585㎡(177坪)の危険物倉庫を開設したと発表した。

親会社のセイノーホールディングス(HD)は今年4月に「オートモーティブ・バッテリー物流事業部」を立ち上げ、電気自動車(EV)の普及に伴うリチウムイオン電池の物流需要増加に対応した危険物倉庫の展開を進めている。

新倉庫はリチウムイオン電池のほか、近年高まる危険物への物流需要に合わせて、西濃運輸の全国輸送網を活かした保管から荷役、輸送までを一気通貫で提供する計画。

一般品と危険物を同一敷地内で保管することが可能。圏央道の相模原愛甲ICから約3.8kmと、神奈川県内や首都圏広域をカバーできる立地となっている。

西濃運輸は詳細に言及していないが、危険物倉庫を開設したのは野村不動産と三井物産都市開発が手掛けた物流施設「LOGIBASE厚木愛川町」の敷地内。西濃運輸が同施設の一角を賃借しており、危険物倉庫も構えている。


外観


内装(いずれもプレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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