アジア・大洋州地域でサービス拡大目指す
日本郵船は11月8日、ノルウェーのケミカルタンカー大手ストルトニールセン傘下のストルトタンカーズ、ENEOSグループのENEOSオーシャンの2社と、10月にアジア・大洋州域内でケミカル船のプール事業(共同運航)を開始したと発表した。
日本郵船グループとストルト・タンカーズの合弁会社が保有するケミカル船11隻に、ENEOSオーシャンが保有する2隻を加えた計13隻体制でスタート。投入する船舶は多様なケミカル製品の輸送に対応できるステンレス製のタンクを有し、荷主の輸送ニーズへ柔軟に対応できると見込む。
需要が堅調なケミカル市場でストルトタンカーズ、ENEOSオーシャンと連携し、競争力のある船隊で、高品質な輸送サービスの提供を実現することを目指す。
(藤原秀行)