ドローン関連事業など手掛けるブルーイノベーション、東証グロース市場上場へ

ドローン関連事業など手掛けるブルーイノベーション、東証グロース市場上場へ

12月12~18日のいずれか予定

東京証券取引所は11月8日、ドローン関連事業などを手掛けるブルーイノベーションのグロース市場への上場を承認した。上場日は12月12~18日のいずれかを予定している。

ブルーイノベーションは1999年6月、熊田貴之社長の父、知之氏が日本企業の工場の中国進出支援を手掛けるアイコムネットを立ち上げたのが前身。

その後、海岸の防災に関するコンサルティングサービスを手掛ける中で、ドローンによる空中写真撮影を防災に生かすシステムを東京大学と共同開発したのを契機に、ドローンを軸としたソリューションビジネスに進出した。

2013年に株式会社へ改組して現社名に変更した。ドローンやAGV(無人搬送ロボット)を使ったプラントや送電線、工場内の点検などのソリューション展開のほか、ドローンの産業活用に向けたパイロット育成などを実施。ドローン物流の実用化・普及にも積極的に取り組んでいる。

22年12月期の単独売上高は9億円、経常損益は3億4145万円の赤字だった。

(藤原秀行)

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