大和物流、滋賀・湖南で県内4カ所目の拠点稼働開始

大和物流、滋賀・湖南で県内4カ所目の拠点稼働開始

トータル4.35万㎡、相互に連携へ

大和物流は12月1日、滋賀県湖南市で新たな物流施設「滋賀湖南物流センター」の稼働を同日開始したと発表した。


滋賀湖南物流センターの外観

地上3階建て、延床面積は8794㎡。県内最大級の工業団地「湖南工業団地」に位置し、メーカーや流通事業者向けに保管・荷役から輸配送までを提供する調達・配送拠点として運営する。建材や産業機械、電子機器など幅広い貨物を取り扱い、多岐にわたる業種や業態の物流課題に対応する構え。

名神高速道路の竜王ICから約6.2km、栗東湖南ICから約12km、新名神高速道路の信楽ICから約15kmに位置し、京都市まで約50分、滋賀県大津市まで約40分と、京滋エリアの主要消費地へのアクセスに強みを持つ。

工業団地内に立地しているため、製造業向けの物流拠点としても高い利便性が期待できるとみている。名古屋市、大阪市までそれぞれ約90分でアクセス可能なため、両都市圏へ向けた広域輸送拠点としても活用可能と見込む。


周辺地図


広域図

湿気やほこりが入りにくく、貨物の衛生管理がしやすい高床式を採用。ドックレベラーを設置し、海上コンテナなど多彩な貨物の取り扱いに対応するとともに、フォークリフトや台車での積み下ろしを容易にし、生産性の高い荷役作業を行えるよう工夫している。

既存の「滋賀物流センターⅠ・Ⅱ」から約3km、「滋賀竜王物流センター」から約7kmの距離に存在し、4棟合計で延床面積約4万3500㎡(約1万3160坪)を確保。4棟間で車両や人員の連携、繁閑による在庫量増減に対応することで、安定的な事業運営を行う計画だ。


滋賀県内での大和物流事業拠点(いずれもプレスリリースより引用)

施設概要

名称

大和物流株式会社 滋賀湖南物流センター

所在地

滋賀県湖南市西峰町2-4

敷地面積

6,640.02㎡(2,008.61坪)

延床面積

8,794.00㎡(2,660.19坪)

構造

鉄骨造 地上3階建て

バース形状

高床式

床荷重

1階2.0t/㎡、2・3階:1.5t/㎡

搬送設備

荷物用エレベーター 4.6t/1基
垂直搬送機 1.5t/1基
ドックレベラー/1基

環境配慮

オンサイトPPAモデル※2 を活用した再生可能エネルギー電力を使用(事務所棟屋根)

アクセス

名神高速道路「竜王インターチェンジ」から約6.2km
名神高速道路「栗東湖南インターチェンジ」から約12km
新名神高速道路「信楽インターチェンジ」から約15km

最寄り駅

JR草津線「三雲」駅から約4.6km

稼働

2023年12月1日

施主

株式会社丸松商事

設計・施工

大和ハウス工業株式会社

運営

大和物流株式会社

物流センターURL

https://www.daiwabutsuryu.co.jp/center/shiga3

(藤原秀行)

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