作業者数50%、車両待機時間は85%削減
プラスオートメーションは12月8日、ハコモノ搬送向けAGV(無人搬送ロボット)「t-Sort cb30」を、EC商品の仕分けと配送サービスを提供するGBtechnologyが採用したと発表した。t-sortを生かし、作業者数とトラック待機時間の大幅な削減を実現した。
プラスオートメーションが創業以来、提案してきた「RaaS」(ロボットの従量課金制レンタル)のメリットをフル活用し、属人的でアナログな旧来型の倉庫内作業を、ローコスト・ローリスクで自動化できたことに加え、入庫時の荷降ろしに伴うトラックの待機時間も大幅に短縮し、作業者数の50%削減とトラック待機時間85%削減を実現した。
「2024年問題」を考慮し、倉庫内の自動化を促進して輸配送業務の改善を後押ししていくことを目指す。
1時間当たり600ケースを30方面に仕分けるオペレーションの設計全体を、トラックバース内で完結(プラスオートメーション提供)
(藤原秀行)