日立物流が仏の熱核融合実験炉建設で機器輸送契約

日立物流が仏の熱核融合実験炉建設で機器輸送契約

日本から輸出する500トンの超大型コイル9基を担当

日立物流は4月23日、量子科学技術研究開発機構(QST)ならびにフランス系物流企業の DAHERと国際熱核融合実験炉(ITER:通称イーター)建設プロジェクト向けに超大型重量機器の輸送に関わる基本契約を締結したと発表した。日本メーカーが製造するトロイダル磁場コイル9基(1基当たり重量500トン)を建設地のフランスまで海上輸送する。作業時期は2020~22年を予定。

ITER計画とは平和目的の核融合エネルギーが科学技術的に成立・実証することを目指して、フランスに人類初の核融合実験炉を立ち上げる超一大国際プロジェクト。25 年の運転開始を目標に、日本・欧州連合(EU)・ロシア・米国・韓国・中国・インドによって進められている。


3者間契約締結の様子(日立物流提供)

これに伴い各国が分担して製造した機器を建設サイトに納入するための「ITER包括輸送プロジェクト」が構成。DAHERが業務を一括受注・遂行している。QSTは日本の提供役務である機器の開発・製造・輸出を含む調達を担当。日立物流は日本におけるDAHERのパートナーとして超大型コイルの海上輸送を手掛ける。陸揚げ後の現地輸送はDAHERが行う。

(鳥羽俊一)

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