避難所間の遠隔コミュニケーション支援など想定
クラウド監視カメラを手掛けるセーフィーは1月5日、能登半島地震の復旧・復興支援の一環として、被災した自治体にクラウド録画カメラを含む映像資機材を無償提供すると発表した。
撮影した映像は全てクラウドに登録。映像を閲覧できる権限を持つ関係者はPCやスマートフォンからリアルタイムで確認が可能。遠隔から映像データを見ながら被災現場の正確な状況把握や迅速な意思決定を行えるよう支援する。
(セーフィー提供)
取り扱うのはカメラとLTE(高速携帯通信)ルーターの無償貸し出し、映像を活用できるシステムの無償利用。カメラは屋外向けの定点型クラウド録画カメラ「Safie GO(セーフィー ゴー)」シリーズ、ウェアラブルクラウドカメラ「Safie Pocket(セーフィー ポケット)」シリーズを提供する予定。
同社は被災地や避難所の遠隔確認、被災地区や避難所間における遠隔コミュニケーション促進などに使うことを想定している。石川県・新潟県・富山県・福井県の各自治体へ提供できるよう準備を進めている。
セーフィーは福井県小浜市でキッティング業務を実施しており、今後も北陸地方の地域支援を継続すると強調している。
問い合わせは以下から。
(災害支援活動の案内: https://safie.co.jp/disaster-support/ )
(藤原秀行)