深夜帯に高速道SA・PAでドライバーへコーヒー無料提供、居眠り運転防止効果を検証

深夜帯に高速道SA・PAでドライバーへコーヒー無料提供、居眠り運転防止効果を検証

NEXCO中日本、東名や新東名などで実施へ

中日本高速道路(NEXCO中日本)は2月16日、深夜帯(午後10時~翌朝5時)の交通死亡事故防止(居眠り運転防止)に向けた新たな取り組みとして、東名高速道路や新東名高速道路などの一部SA・PAでコーヒーを無料提供するキャンペーンを2月19日に始めると発表した。

イタリアの高速道路(アウトストラーデ)で同様の取り組みがされていることを踏まえ、深夜帯にSA・PAに立ち寄る高速道路ユーザーへカフェインの摂取と短時間(15分程度)の仮眠を実践してもらい、直接的な効果を検証する。

提供は1日当たり1杯で、スマートフォンアプリ「わくわくハイウェイ」を介してコーヒーの無料クーポンを配布する。効果検証と今後の取り組みの参考とするため、コーヒー無料提供と併せてアンケート調査も実施する。

対象エリア
東名 牧之原SA(上・下)、浜名湖SA(上下集約)、豊田上郷SA(上・下)
新東名 岡崎SA(上下集約)
新名神高速道路 鈴鹿PA(上下集約)
東名阪自動車道 御在所SA(上・下)
※各エリア内のコンビニエンスストアで提供

(藤原秀行)

経営/業界動向カテゴリの最新記事