丸全昭和運輸が国際埠頭を連結子会社化

丸全昭和運輸が国際埠頭を連結子会社化

持ち株比率85.62%で筆頭株主に

丸全昭和運輸は4月26日、港湾運送などを手掛ける持ち分法適用関連会社の国際埠頭(横浜市)を連結子会社化すると発表した。

大株主である三菱商事と日本農産工業から合計171万4500株を74億円で追加取得。これにより持ち株比率は従来の35.52%から85.62%に引き上がり筆頭株主となる。株式の譲渡実行日は6月21日。

国際埠頭は1966 年に丸全昭和運輸が設立。73年以降は三菱商事を筆頭株主として物流事業を展開してきた。2018年3月期業績は売上高43億6300万円、営業利益8億3400万円、経常利益8億2900万円、純利益5億6100万円。国際埠頭を連結子会社化することで物流拠点の強化、サービス拡大が期待できることから株式の追加取得を決めた。

(鳥羽俊一)

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