セブン―イレブン店舗からヤフオク落札商品をヤマト宅配で匿名発送

セブン―イレブン店舗からヤフオク落札商品をヤマト宅配で匿名発送

3社が連携しサービス提供

セブン―イレブン・ジャパンとヤフー、ヤマト運輸は5月8日、ヤフーのインターネットオークション「ヤフオク!」で落札された商品を、出品者が住所などを相手に知らせず匿名のままヤマトの宅配便で発送できるサービス「ヤフネコ!パック」を全国約2万のセブン―イレブン店舗で同日から利用可能にしたと発表した。

ヤフオク!の使い勝手をさらに改善し、利用を促進するのが狙い。セブン―イレブンは店舗利用の後押しにつながると期待している。


店舗での利用イメージ

匿名発送はヤフーとヤマトが2016年2月に始めた。出品者があらかじめ匿名発送を選択しておけば、落札後に発行されるバーコードを店舗でスマートフォンの画面に表示し、レジに提示することで発送の手続きが完了する。落札者の個人情報も開示されない。

出品者が送料を負担する場合はA4サイズの「ネコポス」が195円、「宅急便コンパクト」が380円など、全国一律の送料を採用。出品者は価格設定がしやすくなると同時に、落札者も商品価格が分かりやすいとのメリットを見込む。


サービス利用の流れ※クリックで拡大
(いずれも3社提供)

(藤原秀行)

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