内藤ハウス、熊本でエア・ウォーターグループ向けに「SoZoCo」ブランドの新たな低温物流倉庫を建設

内藤ハウス、熊本でエア・ウォーターグループ向けに「SoZoCo」ブランドの新たな低温物流倉庫を建設

中継輸送にも対応へ

プレハブ建物の設計販売などを手掛ける内藤ハウス(山梨県韮崎市)は3月12日、エア・ウォーターグループで青果物流を担う桂通商(京都市)向けに熊本県で低温物流倉庫を建設、2月16日に竣工したと発表した。

内藤ハウスは昨年9月に新設した「SoZoCo(ソウゾウコ)」ブランドで今後も倉庫開発にチャレンジする方針。


低温物流倉庫(青果物を保管)

今回完成した低温物流倉庫は建物配置と車両導線で使いやすさにこだわっているほか、部材の規格化などを推し進めたシステム建築を採用して工期を短縮しているのが特徴。

桂通商のニーズを踏まえ、熊本県内に低温物流センターを建設し、県内各地から集荷した青果物を保管、積み合わせを行う共同センターとしての機能を果たすことで、荷役作業の効率化やトラック積載率の向上につなげ、「2024年問題」への対応と熊本県の主力産業の農業の担い手不足といった社会課題の解決に貢献することを想定している。

国土交通省が2024年問題対応の一環として普及を推進している中継輸送にも対応した倉庫とする方針。


低温物流倉庫(内観)

(藤原秀行)※いずれも内藤ハウス提供

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