Yper製、再配達削減で温室効果ガス抑制目標達成目指す
置き配バッグ「OKIPPA(オキッパ)」を手掛けるYper(イーパー)は5月1日、長崎県佐世保市が「置き配バッグ普及啓発事業」にOKIPPAを採択したと発表した。
同日以降、市民モニター1500世帯を募集する。
佐世保市は2050年までに市内からの温室効果ガス排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」へ挑戦することを表明しており、その一環として30年までに温室効果ガス排出量を13年比で46%削減する目標を掲げている。
達成に向け、OKIPPAを配布して荷物の再配達削減による温室効果ガス排出削減を目指す。無料配布で市内全世帯の約1.5%に置き配バッグが設置される見通し。
配布するのは佐世保市オリジナル柄を採用したOKIPPAで、佐世保の海をイメージした鮮やかなターコイズブルーをベースに、「ZERO CARBON CITY SASEBO 2050」のロゴが九十九島のように浮かぶようなデザインを取り入れている。
OKIPPAは利用者が20回使うことで「カーボン・ニュートラル」を体験できると想定している。
(藤原秀行)※いずれもYper提供