自社物流網で回収も、環境負荷低減図る
カクヤスグループは5月22日、傘下で「なんでも酒屋カクヤス」などを展開するカクヤスが、再利用可能な容器の普及に取り組むLoop Japan(ループジャパン)が展開しているリユースの枠組み「Loop」に参画し、自社の商品にLoopのリユース容器を採用すると発表した。
Loopは「捨てるという概念を捨てよう」をミッションに掲げ、グローバルに活動を続けている。使用済みの容器を回収、洗浄後、再利用することで使い捨てプラスチックを削減するのが狙い。
カクヤスは自社物流網で酒類などを一般家庭や飲食店に配達するとともに、ビール瓶や樽詰商品などリターナブル容器の回収を手掛けている。Loopのリユース容器商品の取り扱いを拡大することで事業を通じた環境負荷低減を図る。
(カクヤスグループ提供)
Loopのリユース容器商品を使い、日用品や食料品などのオリジナル商品の開発を行っていく予定。
(藤原秀行)