賃貸面積8万平方メートル超、山陽道ICに至近
メープルツリーインベストメンツジャパンが神戸市内で開発を進めてきた物流施設「メープルツリー神戸ロジスティクスセンター」が5月19日に完成した。
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地上4階建て、延べ床面積は約10万2000平方メートル、賃借面積は8万平方メートル超と、同社の関西開発案件としては過去最大級の規模だ。
山陽自動車道、神戸淡路鳴門道の神戸西ICから約1キロメートルと至近で、大阪や神戸の中心部へのアクセスに強みを持つ。周辺は他の大手デベロッパーや主要物流企業が開発した物流施設が数多く立地し、工場などの産業施設も集積しているエリアだ。
新施設は大阪をはじめ、関西一円の配送拠点としての利用が見込まれている。物流事業者や荷主企業の関心が高いという。
2017年に埼玉県で大型物流施設の大規模火災が起きたのを受け、新施設はスプリンクラーを整備。リスク対応を重視している。
「メープルツリー神戸ロジスティクスセンター」の外観
(藤原秀行)