大成建設と平和不動産が資本・業務提携、物流施設投資など促進へ

大成建設と平和不動産が資本・業務提携、物流施設投資など促進へ

290億円で株式17%を追加取得、筆頭株主に

大成建設と平和不動産は6月7日、資本・業務提携したと発表した。

6月10日付で大成建設が平和不動産株式の約17.3%を三菱地所などから追加で取得、持ち株比率を約18.9%まで高める。取得額は約290億円で、大成建設が三菱地所を抜いて平和不動産の筆頭株主となる。

平和不動産は東京証券取引所と大阪証券取引所が入居しているビルを所有していることで知られる。

大成建設は平和不動産と提携し、東証のある東京・日本橋兜町エリアなどで都市再開発事業を拡大させたい考え。平和不動産は大成建設の協力を得て、主力のオフィスビルやマンション以外に新規領域として物流施設への投資などに取り組む。

(藤原秀行)

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