東京ロジファク、埼玉・川越の東京建物開発施設に「鶴ヶ島第2物流センター」開設

東京ロジファク、埼玉・川越の東京建物開発施設に「鶴ヶ島第2物流センター」開設

県内12棟目、総延床面積5.5万坪

東京ロジファクトリーは6月18日、埼玉県川越市の富士見工業団地内に新たな物流拠点「鶴ヶ島第2物流センター」を開設すると発表した。2024年中には約7割の稼働を予定している。

プレスリリースでは言及していないが、東京建物が開発した物流施設に入居している。

同社の埼玉県下の物流拠点は12棟目、延床面積は約5万5000坪に到達する。


センター建物の外観(東京ロジファクトリー提供)

新拠点は延床面積約2万3406㎡(7080坪)の4層BOXタイプで、垂直搬送機3基と荷物用EV3基を備える。フォークリフトによる中継搬送を減らし、貨物用EVや垂直搬送機の上下搬送を活用し荷捌き場、トラックバースの回転を上げることを想定している。

施工会社と設計段階からの打ち合わせにより、防火壁以外は、ブレース(筋交い)構造を極限まで少なくした設計を採用。

また、海上コンテナのデバンニング、バンニング作業に対応したドックレベラーを4基配置し、2階以上の上層階には空調設備を採用。温度管理の必要な商品はもちろん、従業員の労働環環境の整備にも活用できると見込む。

建物で使用される電力は屋上に設置された太陽光で発電された電力を自家消費する。

物件概要
物件名称:東京ロジファクトリー株式会社 鶴ヶ島第2物流センター
住所:埼玉県川越市竹野14-1
敷地面積:約10,492㎡(約3,174坪)
延床面積:約23,406㎡(約7,080坪)
構造:RC造4階BOX
設備:荷物用WV3基
   垂直搬送機3基
   ドックレベラー4基
   倉庫内空調設備(2階以上)

(藤原秀行)

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