富士フイルムビジネスイノベーション、廃食用油を環境負荷低い航空燃料SAFに再生するプロジェクトへ参画

富士フイルムビジネスイノベーション、廃食用油を環境負荷低い航空燃料SAFに再生するプロジェクトへ参画

横浜の事業所社員食堂でスタート、他拠点にも拡大へ

事務機大手の富士フイルムビジネスイノベーション(旧富士ゼロックス)は6月19日、企業や家庭で発生する廃食用油を回収して国内で環境負荷の低い持続可能な航空燃料(SAF)に再生するプロジェクト「Fry to Fly Project」に参画すると発表した。

同社の横浜みなとみらい事業所の社員食堂から出る廃食用油を「Fry to Fly Project」向けに提供。従業員や同事業所への来訪者にプロジェクトの取り組みを発信し、SAFの普及を後押ししていきたい考え。

今後は富士フイルムグループの他拠点の社員食堂にも対象を拡大していく予定。


(富士フイルムビジネスイノベーション提供)

Fry to Fly Projectで回収された廃食用油を原料とした国産SAFは、日揮ホールディングス、コスモ石油、レインボーインターナショナルの3社が立ち上げた合同会社「SAFFAIRE SKY ENERGY」が2025年度初頭に製造・供給を始める計画。現在は102の企業、自治体、団体が参加している(4月17日時点)。

SAFは従来の化石燃料から作られている航空燃料の「調達」から「燃焼」までの過程と、バイオマスや廃食用油などから作られたSAFの生産・収集から製造・燃焼までのライフサイクルで比較した場合、SAFは温室効果ガスの排出量を約80%削減できると見込まれている。政府は2030年度までに航空機燃料の10%をSAFにする目標を掲げている。

(藤原秀行)

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