燃料費高騰などカバー、脱炭素も後押し
軽貨物車両のリースなどを手掛けるTrasaburou(トラサブロウ、千葉県柏市)は7月1日、リース事業の新ブランド「EVeeeen(イーヴィーン)」を立ち上げ、軽貨物EV(電気自動車)のレンタルサービスを同日始めたと発表した。
同社は同種のサービス提供は国内で初めてと説明。軽貨物事業者の事業環境向上と自然環境に配慮したビジネスモデルの構築を後押ししたい考え。
個人によるECサイト利用が拡大し配送する荷物量が増加する中、ラストワンマイルを担う軽貨物業が燃料費高騰、人件費上昇と人材確保難、車両維持コスト上昇といった課題を抱えているのに対応。物流業界の脱炭素も後押しすることを目指す。
(Trasaburou提供)
(藤原秀行)