ニチレイロジグループがベトナムで新たな物流センター開設、ASEAN3カ国目の事業展開

ニチレイロジグループがベトナムで新たな物流センター開設、ASEAN3カ国目の事業展開

4.3万t、旺盛な保管需要に対応

ニチレイロジグループ本社は7月4日、ベトナム子会社のNichirei TBA Logistics Vietnam(NTBA)が同国ロンアン省に所在するロンハウ工業団地内に、物流センターを新たに開設、7月1日に稼働を開始したと発表した。

設備能力は4万2985t。ニチレイロジグループとしてはタイ、マレーシアに続き、ASEAN(東南アジア諸国連合)地域では3カ国目の事業展開となる。

新センターはホーチミンエリアで最大規模のカトライ港と、リーファーコンテナの取り扱い増加が期待されるヒエップフック港の両主要港からアクセスの良いロケーションに立地。ベトナム南部は日本や欧米向けの一大製造エリアとなっており、工場向け原料や製品などの旺盛な保管需要が見込まれている。新センターを活用して需要を積極的に取り込んでいきたい考え。


(プレスリリースより引用)

物流センターの概要

所在地 Lot D.03, Street No. 01, Long Hau Industrial Park, Can Giuoc District, Long An Province, Vietnam
設備能力 42,985トン
接車バース 32基
設備機能 移動ラック、急速凍結室、太陽光パネル

(藤原秀行)

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